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そうめん家族の話・2

新しいそうめん家族の物語が始まっています・・・

麺が主役の結婚生活が始まって

本多家の嫁、久美子と申します。
素麺・うどんの製造を稼業とする主人・勇三さんと結婚し、ただ一生懸命麺造りに励んでいます。
気づいてみたら、生まれ育った実家での歳月より嫁いでからのほうが長くなってしまいました。勇三さんと結婚したのか、麺屋さんと結婚したのか疑問に感じる今日この頃です。

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早朝4時・・・まだ真っ暗。

麺造りは早朝4時前の仕込みから丸二日がかり。麺を主役に家族はサイクルします。
嫁いだばかりの頃は、目の回る程の忙しさと子育て・家事に追われ、家内工業の厳しさを身をもって痛感しました。でも母屋と隣接する小さな製麺所ですから、子育てや家事をしながら仕事に従事できたことは、逆に良い環境かもしれませんね。


子供たちも無事巣立ち、おばあちゃんとお父さん(勇三さん)、私の三人だけとなってしまいました。
子育てから解放された代わりに、仕送りに追われます。
「私の休日♪」は、もうしばらく先になりそうです。

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職人馬鹿を支える家族の合いの手

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職人馬鹿の「仕込み担当」と
「心配担当?」

我が家の「職人馬鹿」は相も変わらず小麦探求に東奔西走。地元長崎をはじめ、福岡、熊本、佐賀・・・。今度「北海道へ行く。」と言っています。
選びに選んだ素材だからこそ熱中できるんですね。

生地仕込みのポイントは、気温、湿度、風向きを読み、小麦粉の種類に合わせ仕込み塩水の濃度、温度、加水量など、微妙な調整が出来不出来を左右します。「職人のカン」と呼ばれる誇張語がありますが、「カン」だけに頼らず、小麦の特性を十分に熟知した基礎知識があってこそだそうです。

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「仕上げ担当」久美子です

「さすがお父さん!」とちょっと褒めると、「俺がおるから、麺屋が出来っと!」と天狗に。お父さん一人で麺造り麺造りが出来るわけもなく、家族それぞれに役割があります。
お父さんが総取締の「仕込み担当」なら、私は「仕上げ担当」。おばあちゃんは息子(お父さん)の「心配担当?」(いくつになっても子どもは子どもですね。) 

家族みんなの力が合わさってこそ、美味しい麺が出来るんです。

お客様とのご縁が私たちの元気のもと!

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私たちの励みです!

お客様のお顔を思い浮かべながら、麺造りに一生懸命の毎日。
そんな私たちの励みになるのが、やはりお客様からのお便り、お電話です。
「美味しかったわ、また送ってください。」、「お子さんは頑張っていますか?」、あるお方は、関西から長崎ご旅行の折に、わざわざ当家までおいで下さったことも。遠方の見ず知らず方と、お話しするのが私の楽しみの一つになっています。そんなご縁に支えられて今の私があります。

私が心に決めていること、「できる限りすべてのお客様を記憶する。」
私の記憶力では無謀?かもしれませんが、せめてお名前くらいは記憶し、世間話くらいはできるようになりたいと思っています。

お客様から、お知り合い、お友達へと縁を紡いでいければ・・・。

すべてに、ありがとう

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ありがとうございます。

朝から晩まで「素麺・うどん」の事しか頭にないようなお父さんですが、これからも共に歩んでまいります。
素麺・うどん造りは地味で苦労も多い仕事ですが、こうして皆様に召し上がっていただけることが私たちの喜びです。

大地の恵みに感謝、お客様に感謝、そして家族に感謝し、これからも更に美味しい麺造りに励んでまいります。
私どもが丹精込めて造った、山道そうめん・山道うどんをこれからもよろしくお願い致します。

「近道をせず、山道をゆく。」がごとく、一歩ずつ・・・。
お客様との出会いに感謝、「ありがとうございます。」

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製麺作業に従事していますので、できましたらお電話は午後にお願いします。

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