島原「そうめんの山道」では、国産小麦100%の手延べ素麺・うどんの製造、無添加だしパックの販売・通販・卸を行なっております。
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白っぽい素麺は中力粉を主原料としているのに対し、黄色っぽい麺は中力粉~準強力粉を主原料としています。タンパク質が少ない小麦粉(中・薄力粉系)だと白くなり、タンパク質が多くなるほど黄色みがかってきます。
小麦粉は含まれるタンパク質量によって、少ない順に薄力粉~中力粉~準強力粉~強力粉に分類されます。小麦粉を水で捏ねると含まれているタンパク質が粘りのあるゴム状の物に変化します。これをグルテンと言い、小麦だけに含まれる特別なタンパク質で、麺ではコシの元となり、パンでは膨らむ元となります。一般的に薄力粉はお菓子やケーキ作りに、中力粉は日本和麺、準強力粉は中華麺・餃子皮等、強力粉はパン作りに適しているとされます。
麺の製造段階で、グルテン形成が緻密で強靭に、しっかりできている麺は張りがあり粘弾性に富んだコシのある美味しい麺が出来ます。このグルテンは時間(日数)経過ととも劣化し、脆く硬くなり、粘弾力は失われます。また茹で時の水分吸収率が低くなり、食感が硬くなります。
保存食でもある乾めん、特に手延べそうめんはこのグルテンの劣化現象効果(業界では厄の効果とよびます)を上手に活用した食材と言えるでしょう。保存期間が長くなった乾めんは食感が硬くなります。特にそうめんのように細い麺は、この硬さがシャキシャキとした歯ごたえとなり好まれるゆえんです。古来より食感改善方法として備蓄・蔵囲いを行ってきました。一部では二年、三年物と古いほど高級品とされています。しかし素麺の主原料は小麦粉。饂飩も蕎麦も「粉は挽きたて、麺は打ち立て!」とまで言われています。古くなればなるほど本来の風味・旨味は失われ、グルテン独自の粘弾性、張り、本来のコシはなくなっていきます。小麦粉の品質と麺職人の技術力、麺に合わせた適正な倉囲い期間が大事です。
乾めん類とは、小麦粉またはそば粉に食塩、やまのいも、抹茶、卵等を加え練り合わせた後、製めんし乾燥したもの又はそれに調味料、やくみ等を添付したものである。乾めん類のうち、そば粉を使用したものを干しそばといい、干しそば以外のもを干しめんという。
干しめんは形状の違いにより、「うどん」、「ひやむぎ」、「そうめん」、「ひらめん」に分類される。(長径を1.7ミリ以上に成形したものを「うどん」、1.3ミリ以上1.7ミリ未満に成形したものを「ひやむぎ」または「細うどん」、1.3ミリ未満に成形したものを「そうめん」、幅を4.5ミリ以上でかつ厚みを2ミリ未満の帯状に成形したものを「ひらめん」・「きしめん」又は「ひもかわ」と表示分類する。
干しめんのうち、食用植物油またはでん粉を塗付して縒りをかけながら順次引き延ばして製麺し、それを乾燥したものであって、製めんの工程で熟成が行われ、かつ小引き(こびき)工程又は門干し(かどぼし)工程において麺線を引き延ばす行為を手作業で行ったものを「手延べ干しめん」という。
手延べめんにあっては、1.7mm以上は「手延べうどん」、1.7mm未満のものは「手延べひやむぎ」又は「手延べそうめん」。幅を4.5mm以上とし、かつ厚みを2mm未満の帯状に成形したものは「手延べひらめん」・「手延べきしめん」又は「手延べひもかわ」と分類する。
「かんすい」を使用したものは「中華めん」に分類されます。
→詳しくはこちら 「農林水産省/穀物加工品・乾めん類品質表示基準」
乾めんは高温多湿を嫌い、保存方法を誤るとカビや虫(シバンムシ)の発生要因ともなりす。長期保存する場合は密閉容器などに移し、風通しの良い涼しい場所・冷暗所で保存してください。また、におい移りし易い食品ですので、ご仏壇などのお線香の傍らや、石鹸、洗剤などの贈答品などとの同時保管は避けてください。
上記「Q]にも記しましたが「1.3ミリ未満の乾めん」という分類では同じですが、まったく別の麺です。
品質表示・名称欄に「そうめん」と記載がるものは機械式めん。練り合わせた麺生地を薄く薄く成形し、そうめんの規格1.3ミリ未満のくし状の裁断機(ロールカッター等)で裁断し乾燥したものを差します。業界では「機械そうめん」とも呼びます。
「手延べそうめん」は、麺生地をまず帯状から棒状へと形成しながら大きなタライに渦巻き状に巻き入れ麺の基礎となる麺帯を作ります。この麺帯生地(通常3本)を縄を綯うように編みこみながらねじりを加え1本の麺帯にします。この編みこみ作業(生地合せ)を数回繰り返し、強靭なコシを持つ「麺縄」を作るのです。その後、縒りを加えながら引き伸ばし熟成させ、また縒りを加えながら引き伸ばす。この熟成と引き伸ばしを繰り返しながら1.3ミリ未満まで引き伸ばした後、乾燥させたものが「手延べそうめん」です。
「幾重にも編みこむ」、「途中で切らない」、「何度も熟成させる」。本来、そうめんのような細い麺に強靭さを与えるための製法です。
手延べ乾めんは工程上、何度も熟成を繰り返さないと引き延ばすことが出来ませんし。熟成を繰り返すことにより麺が引き締まりコシの強い麺になります。熟成作業を十数回も繰り返すため、製造に丸二日という日数・時間を必要とし、その過程で麺が乾燥して切れたり、引き延ばすことが出来ないという問題が生じます。この問題を解決するため先人たちは植物油を利用したのです。
手延べめんの工程の一つに「油返し」という作業があります。麺の表面に食用油を薄く塗付しながら引き延ばしていく工程です。麺に練りこんでいるわけではありません。麺の急激な乾燥を防ぎ、麺同士の付着を防ぐこと、そして表面が空気に触れることなく時間をかけて熟成させる効果を生むことにつながります。
全国にはたくさんの手延べそうめんの産地があります。中には食用油を使用せず「打ち粉」のみで製造している産地もありますが、特徴として麺が太目の傾向にあるようです。
手延べ乾めんは麺の乾燥をゆっくり自然乾燥することで、美味しさが左右されます。そのため乾燥時間も考慮に入れると太さにある程度限界がございます。しかし適度な太さがないとうどんならではの噛みごたえとモチモチ感を味わう事が出来ませんね。当家のうどんは形状を楕円にすることで、手延べ乾めんのツルツルした滑らかさと、噛みごたえのあるモチモチ感を両立しています。
お子様からご年配の方まで、安心してお召し上がりになられますよう塩分量は極力控えて造りました。また化学調味料・保存料は一切使用しない完全無添加。だしの効いたコクとまろやかさは後引く美味しさです。
つけつゆには約4倍に、かけつゆには約7倍に薄めてご利用ください。
成分分析値は山道商品の特徴をご覧ください。
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