島原「そうめんの山道」では、国産小麦100%の手延べ素麺・うどんの製造、無添加だしパックの販売・通販・卸を行なっております。

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全国各地の素麺(そうめん)産地

日本における素麺の起源は、飛鳥時代から奈良時代にかけて倭国(当時の日本の古称・雅称(大和国))の天皇が中国に派遣した遣唐使が持ち帰った索餅なるものが原型だと伝えられています。今では全国各地に多くの素麺産地があり特徴も様々です。このページでは各産地の成り立ちや大まかな特色を一覧にしてみました。お気に入りの素麺選びの一助にご活用ください。

全国そうめん名産地MAP
 

そうめんの名産地

日本全国にはたくさんの素麺産地があります。手延べや機械式など製造方法に違いはありますが、どの産地のそうめんもとてもおいしい素麺です。産地により小麦粉が違ったり、製造方法が違ったり、形や味も様々。あなたのお気に入りのそうめん産地・製麺所はどこですか?

小麦粉の違いによる食感の違いなど、さらに詳しく知りたいかたは「小麦・小麦粉の基礎知識」をご参照ください。島原そうめんの生産動態/乾めん類の都道府県別生産量と合せて見るのも楽しいですね。その他、知って得するそうめん・うどんをもっと美味しく食べるための豆知識もご覧ください。

全国各地のそうめん産地
ブランド名歴史・特徴
卵麺(機械式)
      岩手県
岩手県奥州市一帯で作られる卵を加えた黄色いそうめん(機械式干しめん/小麦粉、卵、塩)。

白石うー麺
(機械式一部手延べ)
      宮城県
 

通常の手延べ製法では食用油を使用するが、うー麺は食用油を使用しないで作る長さ10cm程度の太目のそうめん。かつては手延べ製法であったが大正初期より機械生産へと変わってきた。まだ一部に手延べ製麺所も残っている。細くて長い素麺は献上品として、短かく太いそうめんが一般に食されていたそうで、太目の麺は温めた料理にもよく合うことから、温麺(うーめん)と呼ばれるようになった。
大門そうめん
(手延べ)
      富山県
一般的な棒状の素麺ではなく、乾燥して切断する前の半乾き状態の麺(長さ約2m)を丸髷(まるまげ)状に丸めて乾燥させためずらしい形状のそうめんです。太目で食用油を使用していないことも特徴です。その形状から「丸まげ素麺」とも言われています。なぜこのような形状になったかというと、富山の気候が関係していたと言われています。素麺製造は稲作が終わった冬季農閑期の副業として大方全国に広まりました。寒い時期、外干しの最中に急に雪が降ってくると急いで室内に運び入れなければなりませんでした。乾燥が進んだ状態だと麺が折れてしまい商品になりません。いっそ半乾きのまま丸めた状態で自然乾燥した方が便利だった。また当時の輸送手段、越前船での荷崩れを防ぎやすかったからだとか。茹でる際には麺を2つに割ることが必須です。
和泉そうめん
(手延べ)
      愛知県
一度乾燥させた長いままの素麺を再加湿し、やわらかい半生状態まで「戻し」を行った半生素麺。「和泉長そうめん」とも言われています。通常、素麺は冬季製造が一般的ですが、和泉そうめんは夏季に作られるのが特徴です。
大矢知そうめん
(手延べ)   
      三重県
他産地の素麺より麺が太いのが特徴。素麺というより冷麦産地として有名です。
播州そうめん
(手延べ)
      兵庫県
国内生産高第一位の素麺産地。商品ブランド名「揖保の糸」で有名です。今は衰退してしまった素麺産地「灘そうめん(神戸市灘地区)」の流れから発展しました。
三輪そうめん
(手延べ)
      奈良県
素麺発祥の地とも言われ歴史が最も古く、多くの素麺産地は三輪そうめんの流れを汲んでいると言われています。室町時代の古文書には「大和国三輪、索麺、素麺」の記述が記されています。小麦文化を日本に伝えたとされる「遣隋使・遣唐使」は、当時の倭国が近畿地区より派遣されていることからその歴史が伺えます。
備中そうめん
(手延べ)
      岡山県
鴨方素麺、かも川素麺とも呼ばれています。素麺と並んで「うどん」の産地としても有名です。
菊川そうめん
(手延べ)
      山口県
昭和50年代前半、下関地区農家の農閑期副業として地域を挙げて素麺製造に取り組み、歴史的にはまだ新しい新興産地。「長州手延べそうめん」としてブランド化に取り組んでいる。
小豆島そうめん
(手延べ)   
      香川県
約400年の歴史を誇っています。江戸時代初期のころ、三輪そうめんから由来しています。手延べ油に「ごま油」を使っているのが特徴。
半田そうめん
(手延べ)
      徳島県
一般的な冷麦や細うどんクラスの麺の太さ。モチモチとした食感が特徴です。
五色そうめん
(手延べ)
      愛媛県
名のごとく五色の彩り素麺で有名です。天然色素で着色してあります。通常の白、赤(梅肉)、緑(抹茶)、黄(鶏卵)、茶(そば粉)。
神崎そうめん
(機械式)
      佐賀県
手延べ製法から近代的機械生産へと変わった素麺産地。広大な佐賀平野での小麦生産も盛んである。
島原そうめん
(手延べ)
      長崎県
播州素麺に次ぐ国内第二位の生産高を誇る素麺産地。高度な技術と品質に優れ、三輪そうめんや他有力産地の下請け産地として発展してきた経緯がある。現在は自主ブランド化を進め「島原手延べそうめん」として奮闘している。異国文化の窓口であった島原は、中国福州などとの交易や、後の島原の乱における地域全体の荒廃などの歴史から、手延べ製麺技術の伝来については様々な意見がある。詳しくは島原そうめんの歴史にて解説。

南関そうめん
(手延べ)

      熊本県

半乾き状態の長いままの素麺を、8の字状に折りたたみ乾燥させた素麺。ほとんど機械を使わず、昔ながらの手作業で行っている製麺所もあります。仕上がりの形は異なりますが「大門そうめん」と似通っている部分もありますね。

全国各地の素麺職人たちが自信と誇りをもって作った素麺。それぞれ特徴・特色・歴史がありとてもおいしい素麺です。当家においても他産地の素麺に勝るとも劣らない、お奨めの手延べそうめんを製造から販売まで一元管理して取り揃えています。家族経営の小さな製麺所ですが是非一度、当家の通信販売、お取り寄せで自慢の手延べ素麺・手延べうどんをご賞味いただき、ご自宅用、ご贈答用にご利用ください。

2017/4/20

全国手延素麺品評審査会にて「全国乾麺協同組合連合会会長賞」受賞!

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